静かに八洲の茶を飲んだ後、ケリーさんは言いました。
「…なるほど? 貴様の言い分を聞くと、ニジンスクの旧市民に権限を戻した方が…この都市の生産機能及び経済能力が早く復興すると言うのだな? ふ…ふふふ、良いことを聴かせてもらったよ」
お? なんかいい感じじゃないですか、この反応はw
ぶたさん思わず笑顔に。そーなんですよ、ケリーさん。やっぱ勝手の分かっている地元の人間のほうが何かと上手くやれるもんです。みんなで協力して早くニジンスクを立ち直らせましょう。返還が叶って復興事業が動き出したら、心置きなくニジンスクを去れます。船乗島に戻ったら、ブローツォワへ戻る方法を考えないと……(※1)
(---真正面から視線を合わせて---)
「決定だ、ニジンスク内陸部に旧ニジンスク系市民の入植地を作る」
はい? いまなんと仰ったので?
「従来のニジンスク系市民の権限は全て剥奪し、入植地における権限のみ譲渡する。全てイチから作れということだ。キーリスカヤ系市民にはニジンスク系市民の協力がない状態で悪戦苦闘してもらおう」
うんぎゃーっ!! 逆効果!! なんてこった。
…ふふふ、とカークライツは意味深に笑います。ぶたさんは顔、真っ青です。あー、いらんことしてしもうた。すまぬ、ニジンスクの人々よ! いやいや、謝っている場合じゃないぞ。なんとかしないと……。
カークライツのいじわるはまだ続きます。
(※1)この時点ではまだ船は潰されていません。
HQ本部に突撃したときのことを書くまえに……。
●真海は犬神に関する情報を一族の恥と言って
語りませんでした。
どうやら元は同じ流派か、血族であるようです。
びっくり仰天。おまいら、親戚かよ(笑)。ということは、真海たんもそのうちボインボインになるのね(コラ)。てか、真海たんもできるんだろうか、犬神と同じことが? これ以上聞くと怒りだしそうだったので、追加質問はまた次の機会に。骨おられたら嫌だもん。マジで骨折り損のくたびれもうけ、になっちゃう(笑)。
さて、ハンプティはいきなりシエルHQ本部に押しかけた訳ではありません。一応、一行動使ってケリーさんに面会を求めました。んで、ケリーさんとのしょっぱなの会話。これが長い。カウントしたら1365文字もありましたよw; このあとに他の人との会話で2800文字っていう長文もでてくるんですが、この時点では1、2を争う長さです。以下はハンプティ、必死の大演説のごく一部です。
「キーリスカヤが不当に接収した土地や商業権を、生き残ったニジンスク人たちに返却してもらいたいのです。ニジンスクの人たちに生きる糧を返してやってください。黄金の実をつける麦やジャガイモは彼らニジンスクの人々が作り、育ててきたものです。石材や銅鉱石がとれる山々は彼らニジンスクの人々が切り開き、採掘してきたものです。皮革生地が取れる動物たちは彼らニジンスクの人々が愛情を込めて育ててきたものです。苦労の末、目抜き通りの一角に店を出していた者もいるでしょう。信任厚いギルドの組合長もいたでしょう。それらすべて、数ヶ月前にキーリスカヤに奪われてしまったそれらすべてを、生き残った人々に返してあげてください。もちろん、生き残ったニジンスク人たちだけで島の経済、産業が動かせないことは解っています。他の国に散っているニジンスク人たちを呼び戻したとしても、島に捨て置かれたキーリスカヤの人々と……シエルの人々の協力が必要となるでしょう。それでも……(以下、えんえんと続く)」
さて、ケリーさんの反応はいかに?
第四弾となりましたw; 意外と伸ばせるもんだな(えー)。
さて、面白くない、と騒いでいても仕方がありません。とりあえず、ブローツォワに戻れるか調べてみました。シエルのHQ本部近くをウロウロし、将校クラスの人間を片っ端から捕まえて質問攻めです。
●軍機により一切の軍事情報は話せないの一点張りです。
あんだとぅ。けちぃ、教えてくれてもいいじゃんか。こら、ハンプティ。おまえももう少し頭をつかえ。なんとしても聞き出すんだ!
●但し航行状況としてブローツォワ港には入港可能だが、
カリコフは内陸部の戦闘によって入港不能であり、
ナープヌイ方面、八洲方面ともに激戦区で航行不能かも
しれないとの情報を得ています。
よしよし。ブローツォワには戻れそう……じゃないw; カリコフからも八州からも行けないんじゃ、事実上の封鎖じゃないか。まあ、≪航行不能かも≫だから行こうと思えばいけるんだろうけど。八州・ブローツォワ間航路かぁ。朱風が怖いんで、そんな物騒な航路は飛びたくないなぁ。超難所だしw; 第一、アクラさんじゃ行けないよ。八州にたどり着くまでに船がぼろぼろになっちゃう。おなじく、サッファ・カリコフ間も飛べないよ。北周りもキーリスカヤ経由になるだろうから駄目……。
あー!! いますぐ新しい船を寄越しやがれ!
……こんなことを言って騒いでいるととんでもないことになる、なーんてこれっぽっちも思っていなかった船長なのでした。すでにチャットでは報告しているのですが、このあとで自船を強制的に潰されてしまいました。あははのはー。ひどいや、せっかく取り戻したのに……飛ばす前に潰されるなんて(泣)。ぐれてやる!
前回はニジンスク市の現状報告だけに留まったので、今回は兵士から見たケリーさん評について書きます。
●ケリー・B・カークライツは八洲亡命時代さして目だった
動きをしていません。
あれ? そうなんだ。もっとぶいぶいいわせてたのかと思ってた。ケリーさんって幾つだっけ。休戦直後は10代だったっけか? まだまだ父親の影にいて存在が薄かったんでしょうね。
●ヌーベル・ル・シエルの旗揚げに参加して以来というもの
目覚しい武功を挙げたものの、ヌーベル・ル・シエルに
よってユングヴィが解放された直後に離反。
このあたりが謎です。なにゆえ自分が立ち上げに加わったところを裏切ったんでしょうか? 兵士に聞いても「しらん」って言われるだろうなぁ。まあ、裏切ってシエルに戻ってくれたおかげでニジンスクは助かったんです。いまはあまり突っ込まないことにしましょう(笑)。
●現在はル・シエル空軍提督として攻略軍の指揮権を
を握っており、エルランゲン要塞の占領やザルツマルクトの
無力化、更にはニジンスクの専用及び部下を使って東部
オーブラカのブローツォワを抱き込み軍事行動を起こさせ、
恐るべき勢いで中空域を席巻しつつあります
ここで船長びっくり! 祖国ブローツォワがシエル側について参戦してるだって!? それにしてもどんなけ腕が長いねん。ニジンスク攻略を行いながらブローツォワを落として仲間に引き入れただとぅ。政治のスキルももっているのか、ケリーさんは?
しかしなぁ、どんでもないことになったなぁ。まあ、ブローツォワはシエルについてもおかしくないんですけど。枢機卿がどうのこうのじゃなくて、ブローツォワ自体がね○○○の○○○なんだから。分かる人だけにしか分からない伏字ですまぬ。分かってもコメントで晒さないように頼みますw
草薙たち、どうしたのかなぁ。歌姫船長の日記とこちらで調べた内容によると、異端審問官の大部分がインコくんと一緒にナープヌイへ亡命したらしい。……が、草薙たちは残っているはず。自分たちの役目を放り出して逃げるはずがない。しかし、歌姫船長の日記では双子の妹の紹介で異端審問官がって事になっている。双子と草薙たちは同じ組織に属しているんだよねぇ。
……ナープヌイに逃げたのか、草薙!? もしかして対立していたゼオ兄と、いまは協力関係にある? わー、いやだ。船長、蚊帳の外じゃんか。東でかってに事が進んでいくぞ!? 面白くねー! 褒美として今すぐ船員を寄越せ、アクラを改造してスピードの出る船にしろカークライツ!(えー)。
はいはい。引き伸ばし第二段でおわす。
移動中にシエル兵にも話しかけてみました。シエル本国の事を聞いても答えてくれなさそうだったので、占領直後のニジンスク市内の様子と司令官ケリー・B・カークライツについて尋ねてみましたよ。
●キーリスカヤ軍は一時的にカークライツ艦隊と激しく
五分の戦闘を演じたものの早々に撤退。
カークライツ艦隊もこれを追わず、ニジンスクの占領に
務めています。
ふーん……。追って一隻残らず打ち落としてしまえばよかったのに(コラ)。それにしてもさすがは兎のエド。見事な逃げっぷり。ま、このあたりはテオドール船長の日記をご覧になってくだされ。
●キーリスカヤ系市民、ニジンスク系市民双方ともに
居住権を保証され、特別不可解な仕打ちを受けている
ようなことはなく、寧ろ市民生活は平穏のようです。
なんともまあ理知的な占領統治。どこぞのお国と大違い。あとから調べて分かったことですが、シエル占領軍はきちんとニジンスク人とキーリスカヤ人の感情を考慮して、住む場所を明確にわけていました。配給品も両者平等に、むだな争いがおこらないようコントロールしています。そのうえ彼らを刺激しないように、治安を維持するための必要最低限の兵を除き、軍人の市内立ち入りを禁じているんですよ。うーん、どこぞの国と大違い。なんかね、船長の中でシエルに対する評価がぐっと上がってしまいました。……シエル本国ではなく、ケリーさんの統治がすばらしいんでしょうけどね。ハンプティにはそんなことは分からないので、「シエルって鬼畜の集団じゃなかったんだ。こんなこともできるんだ」ってちと感動(笑)。
あら? 意外と長くなってしまった。ケリーさんのこととか書けなかったので、明日も引き伸ばしを続けよう(笑)。