アレクシアちゃんとの長い会話中に戦局の変化がありました。壁新聞<Hope Times>の更新です。なにぶん会話中のことです。新聞を読みに降りられないし、第一張り出しするはずの本人は目の前にいる。……てなことで、<キーリスカヤがニジンスクを占領>したという事実は、会話中にハンプティが彼女から直接聞いたこととして処理。さっそくその話題を振ってみました。
「キーリスカヤの非道をこのまま見過ごすわけには行かない。ズデーキンが炭鉱にニジンスクの一般市民を押し込んだこと、他国の人々は知っているのかな?」
お偉いさんたちだけが知っていてもしょうがない。彼らは欲ずくめで動く。半ば占領が完了している状態では、無駄な損害を抑えるために一寸たりとも動かないだろう。キーリスカヤの非道許すまじ、と世論をあおらねば……。
てなことでさっそくアレクシアちゃんに瓦版の作成を依頼。乗船島にいる自由船乗たちに託して立ち寄り先の港々で配ってもらおう、と提案しました。
……断られました。アレクシアちゃん曰く、どんなけ大変やとおもってるねん、と。そりゃ解るけど、解るけどさ。だから印刷機をつくりたいんだよぅ。あと、政治的に偏りたくないとアレクシア。そりゃ解るけど、解るけどさ。あくまで中立で公正な記事でいいんだよ。判断は読んだ人がするからさ。瓦版がだめなら壁新聞を島の分だけ作って、各乗船ギルドに張ってもらおうって再提案。ハンプティがギルド長に張り出しの直談判するからって。それにも渋~いお返事が……orz
「船乗ギルドに長なんていないよ。出資者の合議制だもん。出資者の中で一番大きいのは、商人ギルド“砂の守り手”だけど、あそこはむしろキーリスカヤの戦力拡大は万歳でしょ」
だってさ。なんだなんだ、みんなしてニジンスクを見捨てる気なのかよヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
「たんなる侵略行為じゃないか。くそっ!」
拳を机に叩きつけた。押し付けたままさらにきつく指を握りこむ。やり場のない怒りに全身がくすぶっていた。キーリスカヤのやったことはシエルよりたちが悪い。
「ニジンスクがシエルに通じているという確固たる証拠はないんだろ。憶測だけで攻め込んで……ニジンスクはキーリスカヤに対して嫌がらせでもしていたのか? キーリスカヤ籍の船にだけ入港税をかけるとか、交易所の取引レートを高く設定するとか?」
例えそうであってもニジンスクの一般市民に罪はない。いや、領主であったアンドレイ・シノイエフ男爵だけの罪でもなかろう。
そこでようやく部屋の奥にいるアレクシア・コーツロフに目を向けた。
「ズデーキンの目的はなんだ? 対シエル戦争のドサクサにまぎれて穀倉地帯を取りに来ただけのことなのか? ……記者としてのキミの意見が聞きたい」
以上、会話文を1通まるまる載せてみました。ハンプティ、いきなりけんか腰で話を始めております。入ってくるなりいきなり…なんだこいつはって思われたでしょうね、アレクシアちゃんにw
この会話に対するアレクシアちゃんの回答は、計算ずくの領土拡大だと思う、でした。
「ユングヴィを助けなかったのも…ユングヴィが青の連盟につくことで同盟を自ら破棄するわけだから…後で攻め込む大義名分が立つのは間違いないよ。西部オーブラカの完全制圧でも目論んでるんじゃない?」
なんですって!? ふぁっきん、ズ!!
青の連盟も胡散臭い(ハンプティはシエル嫌い)が、だからと言って……西部オーブラカの完全制圧など許さん! だいたいユングヴィのフリードリッヒ・ロイエとは無二の親友じゃなかったのか、ズよ? (つづく)
ことの始まりは、金と時間と体力を激しく消耗しただけの訓練を終えて、酒場<Over the Rainbow>で目にした壁新聞<Hope Times>でした。
フォイエルラント工房での交渉に失敗したあと、痛む足を引きずって酒場<Over the Rainbow>へ。ニキ姉と真海たんを雇ってからの屋根裏にすむ自称記者、アレクシア・コーツロフとの面会に向かった船長。面会前に<Over the Rainbow>の階段手前で足を止め、壁に張り出された<Hope Times>に目を通すことにしました。アレクシアとの会話のネタにするためです。記事を書いた本人に会いに行くというのに、最新号の内容に目を通していないってのはさすが失礼でしょ?
てなことで相変わらず続く戦争の記事を鬱々とした気分で読み進めていると……。壁新聞の下段に<キーリスカヤ軍がニジンスクを襲撃か!?>という見出しを発見。「なんだ、これは!? シエルと戦争中だっていうのに、なんでキーリスカヤが同盟国であるニジンスクを!?」 ぶたさん、唖然です。
宣戦布告はともかく、キーリスカヤ国内のニジンスク人に対する暴行が本当のことだとしたらとても赦せません。“民族浄化”、ふざけるな!です。同じベールィ人であるニジンスクの民への迫害を演説で容認、更にあおったズデーキンに対し激しい嫌悪を感じました。それまではユングヴィに行って反戦運動をするつもりだったハンプティですが……弟にもニルーフェにも相談せずに行く先をキーリスカヤに(勝手に)変更です。
ともあれ、まずは事の真偽を確かめないと。それにアレクシアには印刷機作りのために必要となる調査を依頼したい。ハンプティはぷんすか怒りながら階段を上り始めました(つづく)。
予定を繰り上げて明日から報告開始、のつもりで過去の会話や結果を読み直しておりました。アレクシアちゃんとの会話はけっこう充実してたなぁ、とか結果を見て( ゚皿゚)キーッ! ! となってみたり、あそこで違う行動をしていればと後悔したり……。ま、小分けにしてあげて、今月いっぱいネタを持たせるつもりです。
さて、明日の結果がどうなっていることやら。場合によっては再び潜伏することになるかもしれません。それでも指名手配されるまでの経緯は報告しますので、よかったら読みにきてやってくだされ。