「もし逃げ切れなかったら、いや、キミならそんな心配はないな。さあ、行って。憲兵がここに来ないうちに。オレは船長だから。船とクルーを見捨てて、真っ先に逃げ出すわけにはいかないから……」
震える膝を机の下に隠し、泣き笑いの状態で真海たんに逃げろと言いました。だって、こんなことに金で雇われただけの傭兵を付き合わせるのはねぇ。すると真海たん、「窮地に雇い主を見捨てるのは植芝の為す所ではない」と頼もしい発言。ああ、なんとありがたいw 真海たん曰く、「船長の守ろうというクルーによって船長は裏切られた。裏切り者を庇護する必要などありません」とのこと。どうやら裏切り者は一部ではなく、専任を含めた全クルーのようです。なんてこったい。ずっとずっと半年間一緒だったのに。一部入れ替わったクルーもいますが、ほとんどが最初に乗船島でやとって半年間連れまわした連中です。信用度も≪信頼≫までありました。それなのにこの裏切り。ひどいわ、ひどいわ、教会に続いておまいらまで(泣)。
泣き言いってる場合じゃありません。すぐに逃げ出さないと捕まってしまいます。捕まれば裁判を受けることなくそのまま処刑……のようです。弁解の余地なし。せかされて、あわてて必要最低限のものをカバンに詰め込むハンプティ。身支度をはながら真海たんに、逃亡ルートは立ててあるのか、と聞きました。
「これから作る。さしあたってどうするかを聞きたいのです。あくまで港湾部に隠れるか。でなければ内陸部に逃げるか」
二択です。ハンプティの下した結論は、
「内陸部へ。ニジンスクの人を助けるんだ。このままじゃ、島の人々が紡いできた歴史と文化が跡形もなく消されてしまう」
……でした。港に逃げ隠れできる場所はないでしょう。たぶん。なにより尻尾を巻いてニジンスクから逃げだすつもりはありません。だって、まだ何にもしてないんだもの。一人も助けられていないんだもん。てなことで、ここから長い逃亡生活が始まりました。
そういえば昨日は時代背景的な話ばっかで終わってしまったけど、そういう中でちゃんと憤慨したりできる現代寄りの倫理観を持ってる人は貴重だと思うの。
なので思想の近代化とか含めてハン船長はこのままありのまま頑張って欲しいですだ。
しかしかっけぇ。この台詞はかっけぇ。
背後のヒト的には「そんなにかっこよいか? ガタガタ震えながらいってるのに?」って感じですが、それでも褒められるとうれしいっすw
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